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2021/8/5

2021年8月5日

『屍人荘の殺人』シリーズ最新巻『兇人邸の殺人』(今村昌弘 著 / 東京創元社)に、挿画を1点描かせていただきました。挿画といよりは解説図といった趣で、物語のキーとなる部屋のイラストになります。小学校のときに明智小五郎シリーズにハマって以来ミステリの解説図を描くのが夢だったのですが、まさかこんな有名作品でそれが叶うとは思いませんでした。有り難い限りです。

ものがたりの家 -吉田誠治 美術設定集-」(パイインターナショナル)は9刷、「吉田誠治作品集&パース徹底テクニック」は5刷となりました。2冊の合計発行部数は10万部を超えています。ありがとうございます……! 月刊「建築知識」の表紙を毎月担当しているのもあるのか、発売から1年以上経つのにあちこちの書店で大きく取り上げていただいていて、画集としてはかなり異例の事態になっています。

『ものがたりの家』についてはミニキャンバスも販売しています。国内の印刷会社で出力した高精細印刷で、発色が良くとても見応えのある仕上がりになっています。小さめでどこにでも飾れるデザインですので是非。

このところ忙しすぎたので年内は少し仕事の量をセーブして、次の書籍の執筆にも充てたいと思っていますが、なんだかんだ忙しいかもしれません。9月のコミティアも申し込んでありますので、そちらでお会いできれば……。